企業が採用面接をする場合は、二つの大きな目的があります。

絶対的な評価と相対的な評価

一つは、自社が求めている人材かどうかを見極める目的です。

これは、企業側の欲しい人材の要件を満たしているのかという基準を判断しています。

言わば絶対的な評価と言えます。

二つ目は、応募している複数の人材を比較する目的です。

これは、複数存在している応募者の中で、どの人材が最も必要な人材かを、比較して選択する目的です。

言わば相対的な評価と言えます。

絶対的な評価と相対的な評価というこの二つが最も大きな目的で、採用を検討する企業は、この両方の側面から判断をするのが面接と言えます。

ですから、応募者側もこの二つの評価基準を満たす為に、行動しなければ合格可能性は高くならないので、留意して欲しいポイントです。

採用担当にアピールできるか

つまり、絶対的評価では、企業が応募条件にしている基準に達している事が絶対的に求められているのです。

例えば、TOEIC750点以上であるかもしれませんし、営業経験10年以上かもしれませんし、普通運転免許を有していることかもしれません。

とにかく企業は、その基準以上の人材を求めているのですから、これに満たない場合は応募ができません。

次に相対的な評価ですが、これは貴方以外の応募者と比較される訳ですから、端的に言えば誰が応募者なのかがわからない以上対処ができません。

ライバルが誰なのかがわかっていれば、そのライバルを上回る努力ができますが、ライバルがわからない以上、具体的な対処策は打てませんよね。

ですから、この場合は自らの経験やスキルを、最も効果的に面接担当官に伝える方法を検討しておきましょう。

一番重要なのはオリジナリティという事です。採用企業はそれを見ています。

貴方自身のパーソナリティ

絶対的な条件に合致していて、他の応募者に相対的に優位な状況を作りだせれば、合格可能性は高まります。

絶対的な条件は合致しているので応募している訳ですから、肝心なのは相対的評価を獲得する事に尽きるのです。

それは何かというと、貴方自身のパーソナリティです。

圧倒的な経験やスキルがあれば、それを訴求すれば良いという事になりますが、どう訴求するのかです。

そこに貴方のパーソナリティーが現れるのです。それこそがオリジナリティです。貴方そのものなのですから。

同じスキルを持っている同士が応募し面接しているとしても、応募者それぞれでその訴求方法は違うという事です。

面接している担当官的にはそれが如実に見えているのです。

緊張する人は

結論は、パーソナリティーは変える事ができないという事です。貴方は貴方でしかないのですから、貴方以外の人間にはなれません。

ですから、うそをついたり、下手な芝居を打つことは不要です。

貴方自身を見せれば良いのです。緊張しているのなら緊張するのも貴方なのです。

緊張しないように努力することまで不要とは言いませんが、人前で緊張するのも貴方なのであれば、それは隠せないのです。

それも面接官にも見えているのです。

であれば、緊張している事実を口にするのも良いではないですか?

逆にこの人材は正直な人だと思ってもらえるかもしれません。

カッコつけてもしょうがない

つまり、面接では貴方自身を自然に見せれば良いのです。カッコつける事は無用です。

その結果合格するかどうかはわかりません。それは相性の問題なんです。

先ほどの緊張することで言えば、正直に話したら評価される会社もありますし、こんな面接程度で緊張するとは小心者だとして評価されないかもしれません。

ですからどう評価されるかは相性の問題だと思って下さい。

無理してカッコつけて、あわよくば入社できたものの、入ってみたら本当にみんなカッコつけた人たちばかりで、居づらい企業かもしれませんでしょう。

だったらカッコつけないで自分を見せて、不合格になってもそんな窮屈な会社に入社しなくて良かったと思うべきだと思います。

企業は貴方のオリジナリティを見ています。つまり貴方だけの個性です。

貴方の個性を大事に思えたから採用してくれるのです。