ハローワーク以外にも転職情報は多々あります。
電車の中づり広告で見られる 転職フェアや合同企業説明会などがある。
職種別に様々な企業が同じ会場に集まり、「当社はこんな会社ですよ」と転職希望者に向けてPRをしている。
実際に面接を受けに行くのではなく、興味がある業界や企業に話を聞きに行くだけでも非常に勉強になる。
また、求人情報に載っていない事や、わかりにくい事も直接聞く事ができるが、すべての質問にこたえられる訳ではない。
人事の採用担当者がずっと受付している訳ではないし、曖昧な情報を話す事もできないからだ。
転職に役立つ講義を聞けたり、履歴書写真の撮影コーナーもあったりと、厚遇される事が多い。
それはなぜか?
多くの人を集め、その中から優秀な人材を獲得する事が転職フェアに出展する企業の最大の目的である為です。
転職フェアに行くと、QRコードや個人を識別できるような名札を、わかりやすい位置に提示するように言われるだろう。
名札は業種別、状態別などに色分けされている。
学生は赤、在職者は緑、転職希望者は青、パート・アルバイトは黄色、無職はグレーなど。
企業はその名札の色を見て、有望そうな人から声をかけている。
あなたが採用担当の立場なら、緑の名札とグレーの名札を見てどちらに声を掛けますか?
私なら、即戦力になる可能性のある緑の名札の方に声をかけにいくと思います。
これはあくまで確立の話で、グレーの名札の方が現時点で職についていないだけで、会社ではとても優秀な人だったかもしれません。
現在の状態による分別であり、企業から見た目線での話になります。
名札の色での分別は展示会などでも多く用いられ、同業種のマッチングに使われています。
企業と来場者のお互いが、より効率的に動けるように配慮された仕組みですが、知らない方もいると思います。
企業側も本当に欲しい人材か見極める為にも、名札の色だけで判断するはずはないので、
興味のある企業には積極的に話を聞くようにしてください。
何を聞いたらいいかわからないのであれば、次の記事にのせておきますね。
余談ですが、転職フェアの会場を後にすると、さまざまな人に声をかけられます。
「転職フェア、どうでしたか?いい企業ありましたか?」
なぜ声を掛けてくるか?
彼らもまた人材を欲している会社でした。
「御社は転職フェアに出なかったのですか?」と質問を返すと
「費用の関係で出せないんですよ。」との回答。
費用をかけずに会場の外で声掛けをする会社・・・個人的にはやめておいた方がいいと思います。