1.先輩の年収はいくらか?
どんなに仲のいい人でも正直、聞きにくいですよね。
でも聞いちゃうんです。
知らない場合は本人に聞くしかないんです。
※二人きりの時限定ですよ。
聞き方①
2人きりでの話しやすいタイミングで
今月、残業してないから手取り○○万円しかないですよ~
俺も今月は全然だよ。
またまた~。先輩なら僕の倍ぐらい貰ってるでしょ?
そんなわけないだろ~。○○円ぐらいだよ。
冗談を交えながら聞くと、大体の収入を明かしてくれるかもしれません。
聞き方②
正社員の年代別平均時給って知っています?
こないだネットで見たんですけど~と言って下表を見せる。
厚生労働省 令和2年版厚生労働白書より引用
年代 | 平均時給 |
20~24歳 | 1333円 |
25~29歳 | 1569円 |
30~34歳 | 1784円 |
35~39歳 | 1982円 |
40~44歳 | 2139円 |
45~49歳 | 2291円 |
50~54歳 | 2476円 |
いろんなメンバーが年齢に見合った時給を貰えているかの確認を行うと共に、
大体の時給がわかってしまうという恐ろしい表になります(笑)
聞き方③
シチュエーション:源泉徴収票をもらった直後
税金って高くないですか?といった話題から
「社会保険料って何でしょうね?〇〇万円も引かれすぎてるんですけど!!
税金の知識がある方ならピンときたかもしれませんが、社会保険料がわかればおおよその年収と手取りがわかってしまうのです。。。
詳しくは「社会保険料 年収」で調べればすぐにでてきますので。
2.先輩の昇進年齢は?
これは聞きやすいですね。
過去の経歴と共に聞いてあげてください。
合言葉は「さしすせそ」でいきましょう。
- さ・・「さすがですね!!」
- し・・「知らなかったです」
- す・・「すごっ!!」
- せ・・「センスですね」
- そ・・「そうなんですね」、「尊敬します」
先輩マスターになるつもりでいきましょう☆
3.先輩の仕事量は適正か?
近くで見ている先輩の能力に見合った仕事であるかが重要ポイント。
忙しい月と暇な月がある職場、平均的に残業のある職場、慢性的に人手不足で残業上限時間ギリギリの職場などなど労働条件は様々ですが、オーバータスクになった際に、自分の仕事を人に振れるか、根性で乗り切るかでも大きく変わってきますね。
余力がないと、肝心な時に判断を誤ってしまう可能性があります。
普段から100%全力で会社の為に働き続ける事ができる人はすごいと思いますが、なりたいと思うかは別の話。
家族との時間も大事にしたいし、個人の時間も大事にしたい。
何事にも余力を持った生活をしていきたいですね。
4.休みはきちんととれているか
労働基準法に定めるところの管理監督者に該当する場合は、残業手当や休日出勤手当は支給されません。
ワークライフバランスが浸透してきて若手社員を定時で帰し、不足分を上司が働くなんて事も現場では「あるある」になりつつあります。
きちんと休めているのか、気になるところではありますよね。
前項の仕事量にも関係してくる部分です。
5.今の仕事が好きでやっているのか
こればかりは本人じゃないとわかりませんが、日々の行動によってどちらに向かっているかは分かってきます。
一般的な会社
新社会人⇒一人前⇒主力⇒管理職or専門家
どちらのルートを辿るかは「本人の意思」と「会社の意向」が関係してきます。
専門家
・出世しなくていいから職人のようにこの分野で特化していたい。
・好きな事だけやっていたいので、人の評価に興味がないが、ある分野に特化しているので評価される。
・同じルーティンをし続ける事が苦にならない人。
管理職
・ほとんどの人は昇進になると自分の中で「好き嫌い、得意と苦手」にうまく折り合いをつけてやっていると思っています。
・自己本位ではなく周りを考えながら仕事ができる。
・プレイヤーではなくマネージャーとして人を動かすことができるか
会社とは与えられた仕事をするという契約になっていますので、どちらに進むにも会社の意向が優先されます。
先輩の分析は普段の何気ない会話から入ったりするので、進めやすいと思います。
知る事から始まる事はとても大きいと思いますので、まずは聞きやすい先輩に聞いてきましょう。